京大では意外と留年する学生さんが多いのだそうです
少し気になったので調べてみたところ、京都大学カウンセリングルームサイトに、次のことが書かれていました。
「学部により留年の発生率はかなり違っており、入学定員の3割台に上る学部もあれば、1割台に留まる学部もあります。けれども、大学全体ではおおよそ2割の学生が留年しています。」
引用:京都大学カウンセリングルームサイト「留年について」より
https://www.gssc.kyoto-u.ac.jp/counsel/ryunen.html
もちろん留年に至る理由はいろいろあると思いますが
それでも全体で2割もの学生さんが留年しているというのは、ちょっと驚かされます。親御さんからすれば、入学後の生活習慣も心配になるところだと思います。
ちなみにこのサイトには「留年脱出のためのちょっとした工夫」も書かれています。その最上位に「朝、部屋から外に出るまでが苦痛な人」との記事があるのですが、とても大事なことだと思いましたので以下に抜粋させて頂きます。
「朝、起きて、部屋を出るまでが最大の難関だ」
という人がしばしばいます。一旦出かけてしまえば、大学に行くことはずっと容易になるのだけれども、部屋から出るのがおっくうで、部屋でダラダラしてしまうのです。
心の中では大学に行かないとと考えながら、ダラダラ過ごします。そうすると嫌なイメージが湧いてきて、ますます出かけるのが嫌になってしまう。1時間、2時間と時間だけが過ぎていき、「明日から頑張ろう」という結果になるのです。
もしあなたがこのようなパターンに陥っているのなら
とにかく、朝、出かける習慣をつけることが大切です。ちょっとした工夫でこのパターンから抜け出た人がいます。その人は、朝、起きたら、とにかく近所の自販機まで行って缶コーヒーを買って飲むことにしたのです。出かけるときには、大学に行くことは考えず、ただ缶コーヒーを飲みに行こうと考えます。そして、缶コーヒーを飲み終わると、その時、そこから大学に行くことはさほど苦痛ではなく、すっと行けるのです。」
対策として「とにかく、朝、出かける習慣をつけること」が大事
まさにこれは私たちもたくさんの学生さんを見守ってきた中で強く実感していることでもあります。
オーナーの想いでもお話しさせて頂いておりますが、やはり、きっちり朝ごはんを食べにくる人は何事もきっちりできています。学生会館という共同生活においては、自然とそのような習慣づけがしやすいのだと思います。実際に、こちらに途中から引っ越して来られる学生さんの中には、一人暮らしをしていて生活習慣が崩れてしまい、なんとか生活を立て直したいという方が少なくありません。
さておき
このようにご子息が大学を無事卒業するまで、親の心配は絶えないのだと思います。私たちはお母様の代わりまではとても勤まりませんが、それでも朝から学生さんと顔を合わせ、様子を見守ることで、みなさんがきちんとした学生生活を送れるように日々お手伝いをさせて頂いております。よろしければ是非、京都学生グリーンハイツの様子を見学にいらしてください。